仕事も年度末となり、ヤタラに忙しくなっている。
今年の良い傾向として、もう来年度の仕事をいくつか手がけていること。
目先の仕事をやっつけてやっつけてともぐら叩きな人生はいやなので。
彼女に振られた時のことを思い出す。
ヨーテボリからフェリーでキールに向かっているときのことだった。
(2003年の6月に回顧録としてこの模様は示している。)
http://hobo.nobody.jp/2003/06/setta-snow-flip-flap.html
そう。このときに出会った、スウェーデン人日本人夫婦の話。
ブッセさんが言っていた。
「自分の期待値を自然に操作していることがある。」
そうそう。そんなこと言っていた。
何かをやり遂げたり、やり遂げそうな最中と言うのは結構不安になることがある。
なぜなら、次にやるべきことが今まで感じていた期待値よりも低く感じるからだ。なにか物事がうまくいってたりしても、こんな感覚になることがある。こんなもんでいいのかと。
今月初めはそんな感覚に囚われた。
今はどうだろう。今は、来年度のことに向けて、更に期待値が上がり、その妙な不安は感じられない。でもどうだろう。上がった期待値の底辺にいるボクが、ちっぽけに感じられて情けない。
ボクの人生はこんなことの繰り返し。小さくなったり、不安になったり。
今日は斉藤哲夫の音楽を聞いててシミジミとそんなことを感じた。
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