2004/02/22

Evian

昨日はエビアンまでエビアンを飲みに行った。

ジュネーブまでは下の道でなんとか乗り切ろうとがんばったら、途中で道をどっかそれてしまい、とんでもない山道を登る羽目に。あたりはひっそりし、がけ崩れ注意の標識が50メートルおきに立てられ、山を登りきると十字架が100メートルおきに現れ、これから何かが起こるのではないかと本当にぞっとした。山を下る間は谷間風が吹き続け、牛注意の標識と十字架が入り乱れ、またもやおどろおどろしい雰囲気に。一行は怖くなって先を急ぎ、ようやくシャンベリーあたりに高速の標識を発見。早速高速道路でジュネーブを目指した。

スイスの検問所ではマリオみたいな人にパスポートを見られ、スウェーデンと日本という不思議な力を持ったパスポートのおかげで何にも聞かれずパスをした。前は落ちたマフラーを引きずって日本人野郎二人で入ったもんだから止められたんだなきっと。ジュネーブは前に2度ほど訪れたことがあるので、今回は無視し、レマン湖のほとりで写真を撮って湖沿いにエビアン方面へとドライブをした。その写真を撮った時にウンコを踏んでしまい、車の中はウンコの匂いでいっぱいで、今回のジュネーブのにおいはウンコだった。エビアンに行く途中N5という道から少し外れて走っていったら、再度フランスに入る時の検問所には誰もいなかった。てことはあそこからなら、スイスに簡単に入れるということか。

エビアンに着いておにぎりを食べ、エビアン展示会に行こうとしたら閉まっていたので観光センターでどこにエビアンらしいものがあるのかを聞いたら、近くで湧き水を飲めるところがあるというので早速そこに行った。その場所ではおじいさん(推定120歳)が沢山のペットボトルを抱えて水を汲んでいたので、キヨさんスマイルでそのペットボトルをもらった。その貴重なボトルに壁からドクドク流れるエビアンを汲み、ガブ飲みしたら後ろから来たオランダ人カップルがうらまやしそうにしてたっけ。そんなこんなで、近くのスーパーで2リットルペットの水を4本買い、その水を捨ててエビアンを家に持ち帰ってきた。このおかげで、今はエビアンご飯とエビアン洗顔が流行っている。

楽しい一日でした。